トリコロールな猫

猫とつくばと茨城をこよなく愛するnekotricolorのブログです

着る毛布はもう古い?噂の人型寝袋フリースと電気ひざ掛け毛布の組み合わせで極寒のつくばを生き抜く

散々迷って結局買ったので私もレビューとかしてみたい。@nekotricolorです。

極寒のつくばを生き抜く4つの便利グッズ」でも書いたとおり、つくばちょー寒い。

部屋の構造上も寒いし、何より外でちょっと強い風が吹くとふすまがガタガタいってうるさくて眠れないくらいすきま風がひどい。たぶん地震で建物がゆがんでるんだと思う。

でも東京とかエルサルバドルとかに住んでいたので今の部屋の安全性は捨て難いし、今まで住んでた家で騒音トラブルに悩まされることが多かったんだけど今はとても静かな環境なので引っ越しはしたくない。

とはいえコタツムリになってエアコンつけてても寒すぎて部屋にいられずココスに逃げるような真似はあまりに惨めなので避けたい。つーかココスも窓際だとダウンジャケット着てても寒い。もうとにかくどこにいても寒い。

時代は着る毛布でなく人型寝袋だ

ということで、今年は着る毛布だ!と思って探していました。イオンモールとかに行ったときは毎回少なくとも5分は着る毛布の前で買おうかどうしようか悩んでました。

ただね、着る毛布だと結局コタツムリからの脱却はできそうにないなって思うわけですよ。

なんかあれってドラクエの神父みたいな格好になるじゃないですか。ドラクエの神父ならたまに人を生き返らせたりするだけの簡単なお仕事なんで動くたびに裾で床を掃除するような服装でも不具合はないと思いますが、一人暮らしだと料理したり洗濯したりしなきゃいけないんですよ。掃除だって裾でなくクイックルワイパーでしたいし。

ということで機動性を犠牲にせず暖かい何かがほしいと思っていたところに見つけたのが、ドッペルギャンガーの「人型寝袋フリース HF1-177」なのです! 

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) アウトドア 人型寝袋 フリース HF1-229

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) アウトドア 人型寝袋 フリース HF1-229

 

 商品の紹介とレビューはそれぞれ「今年の冬は着る毛布を超えるコイツを着ればもう安心!!っておいwww!!」「噂の人型全身フリースがついに届いた!実物は一体どうなのか!懸念だった子供はどんな反応をしたのか?早速レビューするよ!」にありますが、これを書いた方は男性なので女性目線でのレビューをしたいと思います。

ちなみに買ったのは茶色のMサイズ。私の身長は162cm、特に痩せても太ってもいない体型ですがこのサイズでちょうどいいです。

女として最も気になるところは、「着たまま家事ができるのか」ということだと思いますが、結論から言うと、できます

足まで覆うと若干スリッパが履きにくかったりしますが、歩くのには全く問題なく、なんなら足先だけ出しておくことも可能です。薄手の素材なので本物の寝袋のようにかさばらず、機動性はかなり高い。

でも立つと足先にどうしてもダブつきができてしまうので、レッグウォーマーで留めてしまうことをお勧めします。さらに暖かくなるしずり落ちてこないしいい感じです。忍者っぽいし。

寝袋なので手もすっぽり覆えるようになっているのですが、手首のところにマジックテープがついているので覆ってる部分をめくることが可能です。で、裏側に留められると。

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これで掃除や洗濯物干しなんかは全く問題なくできます。

ただ素材的に燃えやすいと思うので、火を使う料理をするときは腕まくりした上でずり落ちないように袖を留めておいた方がいい気がします。

ちなみにこの画像からも想像できるかもしれませんが作りは雑です。いや、全体的にはちゃんとしてるように見えますがマジックテープの付け方だけが異常に雑。

で、100均で売ってるようなしょぼいマジックテープで角が思いのほか固く、最初気づかなくて手の甲が傷だらけになってました。肌に当たる部分は角を切っておくことをお勧めします。

あと着たままトイレも行けます。腰の部分がマジックテープになっていてバカっと開くことができて、これ最初どうするのか分からなかったんですが開けたまま座ってみれば分かります。

個人的にこの部分はファスナーにして欲しかったなあ。かがむとバリッと外れちゃったりするので。

ファスナーを完全に上まで上げると顔も覆えます。鼻までファスナーを上げると、茶色だとまんまケニーになれるのでサウスパークごっこができます。

普通にフードとしてかぶってあごまでファスナーを上げておくだけでもかなり暖かいです。帽子は上着一枚分の暖かさらしいですよ。

とはいえ裸にこれ一枚では真冬は乗り切れないと思います。でもサイズにゆとりがあるので下に着込むことができて相当耐えられるのではないかと思います。

丸洗いできるのも嬉しいですね。たぶん早々にパジャマとしても使うことになりそうなので。

電気ひざ掛け毛布は掛けるコタツだ

もう一品、自信を持ってお勧めしたいのは電気ひざ掛け毛布です。

山善(YAMAZEN) 電気ひざ掛け毛布 YHK-550

山善(YAMAZEN) 電気ひざ掛け毛布 YHK-550

 

これもタムカイズムさんの記事「「着る毛布」を超える快適さ!?電気代もお得な「電気ひざ掛け」のとろけるような気持ち良さ!」を読んで購入を決意しました。ありがとうタムカイズムさん。

人間は足下が暖かいと結構耐えられる。というのを聞いたことがあります。だからこそこの家で最初に買った暖房器具はコタツだったわけですが、コタツはそこから出れば当然寒いわけで、冬はコタツムリになるより仕方ありません。

うちにはコタツの他、ブログを書いたり作業したりするための机と椅子も置いています。腰痛持ちなのでコタツでPCを長時間いじることができないんです。でも冬はこれが近くて遠い。とてつもなく遠い。

で、前述のレビューを見て買ってみたらこれまたすばらしい。まさにひざに掛けるコタツと言っていいでしょう。電源を入れれば即暖かくなるのもありがたい。

去年はホットマットを使っていましたが、固いので、というかそもそも下に敷くためのものなので足腰を「覆う」ってことができず、足の上半分にそそぐ冷気が結構きつかった。でもこの電気ひざ掛け毛布は大きいですし毛布なので柔らかくて、横にして腰に巻き付ければひざから上ならお尻まですっぽり覆えます(寒いと足もそうだけどケツが冷たくなるのは私だけですか?)。

ただし、縦にして足の付け根から足先まで覆うのにはちょっと足りない。今のところ人型寝袋が足先まで覆ってくれてるので間に合ってますがもっと寒くなったらつま先対策を何か考えないといけないかもしれません。

電気代は1時間0.8円ですって。コタツが1時間4.4円くらいということなので相当安い。ちなみにこれも丸洗いができます。すごいな。

今年の冬はこの組み合わせで決まり

人型寝袋を着て電気ひざ掛け毛布を使えばココスに行かなくても椅子に座って作業ができる!なんてすばらしいんだ!!!

しかもですよ、どっちも寝るときも使えるわけですから、もう去年のようにサバイバルシートを布団にはさむ必要はなく、朝起きたらタオルケットがしっとり濡れて地味にHPを削られることもありません。

ああ、これでようやく、冬も人間らしい生活ができそうです。

寒くない。それだけで幸せ。